私とネイルの出会い(2)

爪って切らずに伸ばして行ったほうがいいのかな？カサカサの手だと手入れしてないと思われてもあかんしハンドクリームくらい塗って行こ・・・(ネイル前にクリーム厳禁って知らなかった(-_-;)

ドキドキしながらマンションのピンポンを押して待っていると、小柄な女性がニコニコしながらドアを開けてくれました。その笑顔に少し緊張も解け、おそるおそる両手を手の枕みたいな台の上に置くことに・・・。

「キレイなお爪ですね」と言われ、「えっ⁉」爪をほめられたことなど人生初。「あぁ・・・、あ、ありがとうございます」ととっさに答えましたが、ほめられどころが爪だったのでどう喜んでいいのかその時はよくわかりませんでした。

今でこそ、爪のピンクの部分が長く元々の見栄えがよいということ・それは自慢してよいこと、がわかりますが、当時は他人の爪をまじまじと見て比べたこともなかったので意味がよくわかりませんでした。そう言えば昔、叔母が「手がきれいなのは、この家の血筋やで」と言っていたのを思い出しました。遺伝的に手・爪の形がよかったのだと思います。ご先祖様、ありがとうございます。

お湯につけた爪先がなんとも心地よく、ネイルケアしてもらう時間がうっとりと過ぎていきます。

手を触られると眠たくなるのはなぜでしょうか。体温が伝わって安心するからでしょうか。

手際よくケアが終わり、いよいよジェルネイルです。。。